2007年 02月 21日
DENvsSAS 2007/02/20 |
DENはAIとカーメロが揃った久々の試合。
立ち上がり見ていて一番印象的というか今までと違うと思ったのはボールを常に持っているのはAIでもカーメロでもなくPGのブレイクだという事。このスタイルは2年前のサンズの形によく似てる。
AIの1on1から展開する事もあるがそれ以外はほとんどブレイクが基点になっていてカーメロが今までのようなペリメーターから1on1を仕掛けるようなシチュエーションはほとんどない。
しかしゲームのテンポが速くなるとどうしてもDENはどうしても一人で解決したくなる(周りが見えなくなる)選手が多い。速攻の中でも的確にパスが回せるSASとの違いがここに出てると思う。
DENは普段から12秒ショットクロックで練習しているらしいがその速いテンポにまだブレイクは慣れていないような感じがする。
その速いパス回しから焦りが感じられて言う程効果的なパス回しでもなかったり。。。
その早い展開の中で無駄なtoがある訳ではないので問題はないが落ち着いてプレーできるようになるまではもう少し時間がかかる気がする。
ブレイクが下がると完全にAIの1on1から展開する形になっている。この形はphillyでAIがPGに戻った頃の形そのままだけどDENにはやっぱりシューターが揃ってるためかこの形は結構効果的なのだと判断したのだろうか?
JRスミスは完全にスポットアップシューターに役割が変わっている。
試合の展開はやっぱり走りたいDENとゆっくり行きたいSASという感じで1枚も2枚も上手なSASのディフェンスの前に息切れ気味なDENがSASを追う展開。
ブレイクを前にTパーカーは余裕のプレー。一気に点差を二桁に広げる。やっぱりブレイクは穴なのか?って見ててもそこまでブレイクのディフェンスが悪いとも思えず、結論はTパーカーのスピードが郡を抜いているんじゃないかと。
でもAIと一緒にプレーしてる時はヤッパリここが穴になるんすね。スイッチしたい所だけどそうするとジノビリにやられ放題になるし。。。難しいね。
DENはそこまでトラディションに執拗にならなくてもいいと思うし、僕はカーメロがポストアップしてそこからシューターたちがシャローカットしてキックアウトって言う流れが一番いいと思うんだけどそういうのは前半1度も見れませんでした。
なぜかって言えば単純な話、カーメロがパス苦手だから。。。
DENはパスが外でしか回っていない。インサイドを経由していない。。
じゃあなぜ反対にSASは中に外にとパスがよく通るのかと言えば単純な話、ダンカンが抜群にパスが上手いからに他ならないでしょう。
カーメロはインサイドでもディフェンスを密集させられるんだから何よりもこういうパス技術を身に付けさえすれば、チームの成績にもつながるはずなんだけど。。。
by madu19811101
| 2007-02-21 10:47
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