2006年 12月 11日
NBA好きとバスケット好きの違い。 |
プロスポーツというものは選手の年俸がおおっぴらに公開されてるもんだからそれを活躍度と比較して賞賛したり批判したりとかが当たり前になっている。
時としてそれはくだらないゴシップを産んだりしますが、それを作っているのは結局の所NBA好きな人たちでしょう。
誤解を生むことを覚悟で言えばNBA好きな人って言うのは結局の所、娯楽としてのスポーツエンターテイメントを愛しているのであって競技そのものが好きというわけではない。
僕みたいな後者の人間は新聞でどう書かれようがそれを信じる信じない以前にどうでもいい事であって、ただいいゲームが見たいだけなのである。
もちろん不甲斐ないゲームに対しては批判したりもするがそれを年俸がどうのとか、シューズがどうのとか、そんなのどうでもいいネタなのです。
正直なところ言えばバスケットという競技だけで見れば今はNBAよりもユーロリーグの方が面白い。
分かりやすく言えばユーロリーグの方が玄人受けしやすく見ごたえのあるゲームが多いという事です。逆を言えば激しいスラムダンクやトリッキーなパスなんかはユーロリーグにはありませんけどね。
NBAがエンターテイメントとなってしまった現在では魅力的なゲームを見れるのはかなり限られてしまっているのが現状でしょう。
1番面白かった80年代初頭から90年代初頭にかけてのNBAが今まででバスケットが1番面白かった時代ではないかと思います。
現在、バスケットの本質を突く様な記者が皆無になってきているのも単純にバスケット好きな記者がNBAに関心を抱かなくなってきているからだと思います。またはそういう記事が売れないからだと。。。
悲しい現実ではありますがそういう時代だからこそゲームを見る目って言うのが問われてきているんじゃないかと。新聞やネットの記事だったりハイライトなんかをあてにNBAを見たりしてもそこにバスケットの本質は何もない訳で全然楽しめないと思います。
またそういう記事が蔓延している現状ではゲームの本質を見る目を養わないとゲームを理解して楽しむ事は出来ないでしょう。そういうテキストがないからですけどね。
by madu19811101
| 2006-12-11 23:54
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