2006年 11月 12日
IND vs CHI 2006/11/11 |
この試合で今日僕が注目したいのは、
「何故にCHIはパッとしないのか?」
ここに注目してみたいと思います。まぁある程度は分かるけどね。
開幕前に予想してたことがやはり的中しています。
ちなみに今期はまだCHIの試合は見てません。しかし現実問題として何で予想がつくかって言うと過去の日記には書いていないけど現実的な話をしたら。。。
insideスコアラーがいないから。
これに尽きると思います。
去年まではOハリントンとMスィートニーがinsideオフェンスの要でしたが二人とも今ロースターにはいません。(スィートニーは怪我???)
CHIがどういうスタイルでINDに挑むのかに注目してみましょう。
1Q
CHIのオフェンスにはやはりポストアップという考えはあまりないようだ。
G陣にダブルスクリーンをかけてジャンプシュート、またはドライブというG陣がオフェンスの基本。当然ではあるがBウォレスもPJブラウンも外でも中でも警戒されておらずディフェンスが収縮する事がない。
一方、INDのオフェンスはやはりG陣が主体ではあるがJオニールのポストからのインサイドアウトなど、オフェンスの機会にインサイド陣も絡ませしっかりとマークを引きつけている。この差は大きい。
だがCHIのいいところはDがすばらしいところである。オフェンスのマイナス面をDでカバーしているのでそこまで点差に表れない。
しかしオフェンスがバリエーションに富んでいるINDと外しかないCHIではIND有利である事は変わりない訳です。CHIのオフェンスは非常にINDからしたら守りやすいと思います。的を絞りやすいからです。
CHIはオフェンスを攻略されてる感じでtoが多くINDのイージーバスケットが続く。
25−24でINDの1点リードだけど内容の差は大きい。
2Q
CHIは積極的にインサイドにボールを集めだす。これはSスカイルズの指示だろう。
PJのポストアップやベンのポストアップからゴードンのレイアップにつなげたりと徐々にINDに迫る。ディフェンスではベンチスタートのAグリフィンがいい仕事を見せ、いつの間にやら残り6:29で27−36のCHIリード。
INDはDはまずまずだけどオフェンス面ではCHIのDの前に苦しいシュートが続く。
だがINDのいい所はAハリントンをCで出場させている所だろう。
3PもあるハリントンをCでプレーさせる事はCHIのディフェンスをかなり難しくさせていると思う。何より外に引きずり出されざるを得ないマッチアップのBウォレスの存在があまり効果的ではなくなるからだ。
INDのインサイド陣はシュートレンジが広く外に中にとシュートが止まらない(特にAハリントン)
さらにDグランジャーが地味にスコアを積み重ね1st halfで12点。
終盤で逆転して48−43のINDのリード。
CHIはやはり誰かポストアップできる選手が必要だ。PJもたまにいい働きをするがいかんせん安定してないし、Bウォレスに至っては新ボールの影響がもろに出てる。自滅的なtoが多い。唯一の救いはDが安定している所だろう。オフェンスのもろさがDに響いていない所も大きい。
INDはDはまずまず。オフェンスはAハリントンの加入によってより多彩なアレンジが可能なチームになったと思う。Dグランジャーの成長はやはり先発候補としてトレードされてきたMダニエルズをベンチに追い込むだけあると思った。彼のおかげで一番恩威を受けているのはPGのJティンズリーだろう。ティンズリーも気楽にプレーできるようになりそれが前半だけで6アシストという数字にも出ているように思う。
3Q
CHIはインサイドにボールを集めるもののやはり最終的にオフェンスを終わらせるのはG陣
ここに来てやはり両チームのオフェンスの完成度の差が出始める。
中と外、両方あるINDがオニールのポストアップにグランジャーの3P。SジャクソンもBゴードンとのミスマッチをついてポストアップ。
残り6分強でゴードンはファールトラブルでベンチへ。
ここから点差は二桁に。
CHIは必死にBウォレスがオフェンスリバウンドを拾ってつなげるものの中々シュートは入らない。
いくらハンドチェックによるバイオレーションが厳しくなったとは言え、中がないとやはり勝てない。
残り3分辺りからCHIのディフェンスがかなりハードになる。
CHIはとっておきのAグリフィンを投入。
やはり彼はいい。グリフィンが入るとDが一気にしまる。
点差は若干縮まり66−59の7点差でINDリード。
終盤のCHIのDは良かったが、流れを作ったって言うよりはIND側に傾きかけた流れを何とか引き寄せたって程度。
4Q
走りたいCHIにINDが意識的にテンポを落とすという試合の流れ
やはりハーフコートになるとCHIは外しかないため速いテンポでスコアしたい感じが出てる。
一方INDはCHIの弱点を突くためにもゆっくり攻めさせたい。
だがCHIには走り出したらめっぽう強い選手が揃ってる。Lデングはまさにそう。
彼の活躍で一気に1点差まで迫る。残り7:53
ホームでの声援もありいっきにCHIのペースに。
だがINDはCHIに走るきっかけを与えずじっくり攻める構え。
二つのスタイルが混同する流れの中で点差も中々つかない。
残り1:26で77−81。逆転したCHIが4点差まで広げる。
この点差にはCHIに運が味方したというしかないだろう。
INDがtoを犯すものの次のオフェンスでCHIはショットクロックバイオレーション。。。
やはりハーフコートになるとCHIは弱い。
Dグランジャーが3Pを決めて1点差に迫るものの、ハインリックが入れ替えして残り19、9秒で再び4点差。
INDが3Pを外すもののリバウンドを拾ったノシオニに対してDアームストロングがファールゲームにいくがこれがフレグラントファールとなりDアームストロングは一発退場。。。
それに対するFTでゲームが決まり80−86でCHIの勝利。
内容ではINDがわずかに勝っていたようにも思うが最後はフエにやられたって感も否めない。。。惜しい試合を落とした。
結局最後はCHIのDの良さが終盤のINDをシャットアウトしゲームを制した。
4Qから早い展開に持ち込み点差を縮めたがこれは決してスカイルズがやりたいバスケットではないはず。
ロースターのバランス、特にフロントコートのBウォレスとPJの二人の相性は決して良いとは言えない。D一辺倒でオフェンス時にマークを引きつけられないためにG陣のシュートがイージーではなくなるからだ。
Mスゥイートニーが完全復帰したらPJに変わってスタメンになる可能性が高いだろう。
アウトサイド陣のミラクルに頼らないと今は勝てない感じになっている。もっと楽なバスケットを狙える状況を作るためにはDを収縮させられるインサイドスコアラーの存在が急務だ
CHIのフロントコートはバランスが悪い。しかしNYのそれとは真逆である。
「何故にCHIはパッとしないのか?」
ここに注目してみたいと思います。まぁある程度は分かるけどね。
開幕前に予想してたことがやはり的中しています。
ちなみに今期はまだCHIの試合は見てません。しかし現実問題として何で予想がつくかって言うと過去の日記には書いていないけど現実的な話をしたら。。。
insideスコアラーがいないから。
これに尽きると思います。
去年まではOハリントンとMスィートニーがinsideオフェンスの要でしたが二人とも今ロースターにはいません。(スィートニーは怪我???)
CHIがどういうスタイルでINDに挑むのかに注目してみましょう。
1Q
CHIのオフェンスにはやはりポストアップという考えはあまりないようだ。
G陣にダブルスクリーンをかけてジャンプシュート、またはドライブというG陣がオフェンスの基本。当然ではあるがBウォレスもPJブラウンも外でも中でも警戒されておらずディフェンスが収縮する事がない。
一方、INDのオフェンスはやはりG陣が主体ではあるがJオニールのポストからのインサイドアウトなど、オフェンスの機会にインサイド陣も絡ませしっかりとマークを引きつけている。この差は大きい。
だがCHIのいいところはDがすばらしいところである。オフェンスのマイナス面をDでカバーしているのでそこまで点差に表れない。
しかしオフェンスがバリエーションに富んでいるINDと外しかないCHIではIND有利である事は変わりない訳です。CHIのオフェンスは非常にINDからしたら守りやすいと思います。的を絞りやすいからです。
CHIはオフェンスを攻略されてる感じでtoが多くINDのイージーバスケットが続く。
25−24でINDの1点リードだけど内容の差は大きい。
2Q
CHIは積極的にインサイドにボールを集めだす。これはSスカイルズの指示だろう。
PJのポストアップやベンのポストアップからゴードンのレイアップにつなげたりと徐々にINDに迫る。ディフェンスではベンチスタートのAグリフィンがいい仕事を見せ、いつの間にやら残り6:29で27−36のCHIリード。
INDはDはまずまずだけどオフェンス面ではCHIのDの前に苦しいシュートが続く。
だがINDのいい所はAハリントンをCで出場させている所だろう。
3PもあるハリントンをCでプレーさせる事はCHIのディフェンスをかなり難しくさせていると思う。何より外に引きずり出されざるを得ないマッチアップのBウォレスの存在があまり効果的ではなくなるからだ。
INDのインサイド陣はシュートレンジが広く外に中にとシュートが止まらない(特にAハリントン)
さらにDグランジャーが地味にスコアを積み重ね1st halfで12点。
終盤で逆転して48−43のINDのリード。
CHIはやはり誰かポストアップできる選手が必要だ。PJもたまにいい働きをするがいかんせん安定してないし、Bウォレスに至っては新ボールの影響がもろに出てる。自滅的なtoが多い。唯一の救いはDが安定している所だろう。オフェンスのもろさがDに響いていない所も大きい。
INDはDはまずまず。オフェンスはAハリントンの加入によってより多彩なアレンジが可能なチームになったと思う。Dグランジャーの成長はやはり先発候補としてトレードされてきたMダニエルズをベンチに追い込むだけあると思った。彼のおかげで一番恩威を受けているのはPGのJティンズリーだろう。ティンズリーも気楽にプレーできるようになりそれが前半だけで6アシストという数字にも出ているように思う。
3Q
CHIはインサイドにボールを集めるもののやはり最終的にオフェンスを終わらせるのはG陣
ここに来てやはり両チームのオフェンスの完成度の差が出始める。
中と外、両方あるINDがオニールのポストアップにグランジャーの3P。SジャクソンもBゴードンとのミスマッチをついてポストアップ。
残り6分強でゴードンはファールトラブルでベンチへ。
ここから点差は二桁に。
CHIは必死にBウォレスがオフェンスリバウンドを拾ってつなげるものの中々シュートは入らない。
いくらハンドチェックによるバイオレーションが厳しくなったとは言え、中がないとやはり勝てない。
残り3分辺りからCHIのディフェンスがかなりハードになる。
CHIはとっておきのAグリフィンを投入。
やはり彼はいい。グリフィンが入るとDが一気にしまる。
点差は若干縮まり66−59の7点差でINDリード。
終盤のCHIのDは良かったが、流れを作ったって言うよりはIND側に傾きかけた流れを何とか引き寄せたって程度。
4Q
走りたいCHIにINDが意識的にテンポを落とすという試合の流れ
やはりハーフコートになるとCHIは外しかないため速いテンポでスコアしたい感じが出てる。
一方INDはCHIの弱点を突くためにもゆっくり攻めさせたい。
だがCHIには走り出したらめっぽう強い選手が揃ってる。Lデングはまさにそう。
彼の活躍で一気に1点差まで迫る。残り7:53
ホームでの声援もありいっきにCHIのペースに。
だがINDはCHIに走るきっかけを与えずじっくり攻める構え。
二つのスタイルが混同する流れの中で点差も中々つかない。
残り1:26で77−81。逆転したCHIが4点差まで広げる。
この点差にはCHIに運が味方したというしかないだろう。
INDがtoを犯すものの次のオフェンスでCHIはショットクロックバイオレーション。。。
やはりハーフコートになるとCHIは弱い。
Dグランジャーが3Pを決めて1点差に迫るものの、ハインリックが入れ替えして残り19、9秒で再び4点差。
INDが3Pを外すもののリバウンドを拾ったノシオニに対してDアームストロングがファールゲームにいくがこれがフレグラントファールとなりDアームストロングは一発退場。。。
それに対するFTでゲームが決まり80−86でCHIの勝利。
内容ではINDがわずかに勝っていたようにも思うが最後はフエにやられたって感も否めない。。。惜しい試合を落とした。
結局最後はCHIのDの良さが終盤のINDをシャットアウトしゲームを制した。
4Qから早い展開に持ち込み点差を縮めたがこれは決してスカイルズがやりたいバスケットではないはず。
ロースターのバランス、特にフロントコートのBウォレスとPJの二人の相性は決して良いとは言えない。D一辺倒でオフェンス時にマークを引きつけられないためにG陣のシュートがイージーではなくなるからだ。
Mスゥイートニーが完全復帰したらPJに変わってスタメンになる可能性が高いだろう。
アウトサイド陣のミラクルに頼らないと今は勝てない感じになっている。もっと楽なバスケットを狙える状況を作るためにはDを収縮させられるインサイドスコアラーの存在が急務だ
CHIのフロントコートはバランスが悪い。しかしNYのそれとは真逆である。
by madu19811101
| 2006-11-12 08:31
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