2010年 08月 19日
ブルズの来期を占う。 |
今オフのブルズの補強劇は、まずLBJ、ウェイド、ボッシュの獲得の失敗から始まりました。
特に一番狙いであったと言われているウェイド獲得に失敗した事はダメージは大きかったはずです。
キャップの空きを作るためにハインリックをウィザーズのトレードしたあとの事だけに余計に。
しかしそこからの動きが早かったですよね。
即座にCブーザーと契約。
最低限頑張って欲しいディフェンスリバウンドもしっかり取ってくれるし、ペイントエリアでも身体張れるし、シュートエリアも結構広い。
ノアとのポジショニングの噛み合わせについては未知数ですが、JAZZの時のオクールの時に比べれば役割分担が明白になるし、やりやすいのかも。
ディフェンスに難があるとはよく言われますが、セルツから引き抜いた新HCのチームディフェンスがあるからなんとかカバーしてくれるでしょう。横にノアがいるから余計にね。
バランスよくオフェンスに集中出来るはずです。
そして、ウェイド狙いで空けておいた2番ポジション。
ウェイド獲得失敗により、すっからかんになってしまいましたが、見事な補強をしました。。
最初にマジックの3Pシューター、JJレディックを狙っていたようですが、獲得に失敗。
その代わりに狙ったシューターは、JAZZからFAになっていたカイルコーバー。
さらに、昨シーズン途中にJAZZからグリズリーズにトレードされ、そのままFAになったロニーブリューワー。
シューターに、ペネトレイトも小気味いいディフェンダーと、好対照な二人がJAZZからブーザーの後を追うように加入。
それからだめ押しとばかりに、キースボーガンズも獲得。この人お気に入りです。
全てが揃っている大物(3Pは無いけどw)、ウェイドにMAX額支払って獲得するのもいいけど、各分野で優れている職人タイプをそれぞれ獲得して状況によって使い分けるような今回のブルズのようなやり方。苦肉の策ではあるかもしれないけど、
ビジネス的な側面で見ればトータルでも安く済むし、怪我なんかのことを考えればさらに良し。
この補強のやり方は現場の人間と人事がしっかり連携とれてる証拠ですよね。
しかし、この手のやり方は結局HCの腕次第なんすよねー。だってなんだかんだで大物が一人40分プレーしてくれる方がいいに決まってるじゃん。。
って事なのです。
それだけにトムジボドー新HCの(発音は不明瞭。。)オフェンス面での指揮能力が問われる訳です。
このチームが、新人コーチにいきなり難題を突きつけている感は否めません。
ペリメーターポジションはまだ誰がスターターになるかも決まって無い段階かと思いますが、個人的にはブリューワーがブレイクしている事を密かに期待してます。
ブルズの来期の軸となる武器はデリックロ−ズとカルロスブーザーの2メンゲーム。ブーザーのシュートレンジもそこそこ広いので、ローズはプレーしやすいでしょうし、外で待ってるコーバーなんかもプレーしやすいかと。
結局昨季までのJAZZがやっていたような感じに似てくるかもしれないですね。JAZZになくて今のブルズにあるものはディフェンスの最終ラインであるノアの存在、ってことでしょうか?
このチームがいきなり60勝上げるようなチームになれるとは思わないけどホームコートアドバンテージを獲得出来るくらいにはなれるかと。
しかし、ジャズのローテの一部がごっそりブルズに移籍してきた感じですよねー、これってなんなんでしょうか?
ブーザーってそれほど人望が厚い男なのかな???
JAZZついては、また次回。
by madu19811101
| 2010-08-19 02:39
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